1870年、イタリアのアンコナ州キアラヴァレに生まれます。
ローマ大学で当時は女性では少ない医学博士号を取得し、医師として過ごしました。
障がい児との出会いによって教育者へと転身し、子どもを観察することによって真の子どもの姿を発見しました。
1907年1月6日にローマの貧民街に恵まれない子どもたちを対象にしたで世界初の「子どもの家」を開設し、モンテッソーリ・メソッドを確立。
子どもを見る目に科学を導入したモンテッソーリ教育は「子どもを科学するメソッド」と呼ばれています。後年は平和教育を心掛け、ノーベル平和賞に3回ノミネートされます。1952年にオランダにて生涯を閉じるときまで、子どものために積極的に活動をしていました。
その確立から100年以上経った今でも時代や文化の違いを超えて世界中で支持され、現在世界140以上の国にモンテッソーリ実践園が存在しているといわれています。
モンテッソーリ教育の目的は、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことです。
モンテッソーリは子どもを科学的に観察し、そこからえた事実に基づいて独特の体系を持つ教具を開発するなどして教育法を確立していきました。
「子どもには、おとなが教えたり訓練をしなくても自分でできるようになる、“自分を育てる力”が備わっている」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提となっています。
歩くことを教えなくても、歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら様々な事柄を吸収していったりする姿は、子ども自身が自立に向かって、成長・発達していこうとする姿のあらわれといえます。何かができるようになる原動力は、子ども自身に内在しています。おとなが教え込んで自立・発達を遂げさせるのではありません。
この内在する力が存分に発揮できる環境と、自由が保障された中で、子どもは自発的に活動を繰り返しながら成長していきます。
入会金 | 3,300円(税込) | ||
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教材費•教室管理費 | 5,500円/年(税込) | ||
授業料 | 8,800円/月(税込) | ||
ビジター価格 | 3,850円/1回(税込) |
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